今日はグアテマラのメイン産地であるアンティグアの農園視察です。
否が応でも気合いが入るのはコーヒー関係者であれば当然でしょう。
(宿泊していたホテルの外観)
泊まっているホテルに迎えにきて頂き車で農園に向かいます
コンクリートで舗装された道路ではなく、石畳の道路は
今の歩きやすいそれではなく、中世の頃のそれであり
いろいろと思いを馳せながら歩くにはとても情緒があってよいかと思います。
が、実際のところ車の中では ガンガン と跳ねてしまい
けっして乗り心地のよいものではありませんでした^^;
ガンガンする悪路に耐えながら山の方へ向かうのかな。。。
等と思っていると、町の中にあるちょっと大きめのお家の門が現れ
そこをくぐると
サンタクララ農園が現れました。
元々アンティグアの町自体の標高が高く1200〜1300mは普通にあり
平地のような感覚でいても、既にそこはコーヒーにとって最適な標高である
という夢のような場所でもあります。
次の地コスタリカの断崖絶壁や、ウエウエテナンゴ等の産地と比べると、収穫もしやすく
本当に夢のような産地であると思います。
おもむろに農園主リカルドさんが葉っぱをみせてくれました。
アクティブな状態のさび病です。
ここサンタクララでもさび病が発生しております。
半年前より毎月1回さび病用の農薬を散布し蔓延しないようにつとめてます。
その結果、昨年対比マイナス15%程度の減収穫ですんでいるとの事でした。
このさび病、標高の高いところでは発生したとしても初期の勢力自体は弱く
農薬散布で押さえる事ができるそうです。しかし、小規模の農家の場合
その農薬すら買えず指をくわえて見ている事しか出来ない、そうするとさび病が
広まって行ってしまう、そのような現状が中米諸国に蔓延しているといわれてました。