こちらの農園はタラス地区でも大変有名な農園で
農園主はタラス地区の協同組合の役員をやる位の名士です。
大きめなウエットミルも持ち、他の小規模農園のチェリーの精製もしています。
乾燥方法はパティオとアフリカンベッドを併用しています。
このスペースはプリメーラ(良品)用スペースです。
この干場の上に上がったエリアが2級品・3級品のスペースになります。
こちらの農園のミル設備。
まずはチェリーの投入口
その後下に備え付けられている設備にて精製されます。
大きめな精製装置です。
ここからさらに登ったところにコーヒーの樹がありました。
コスタリカも例年よりも収穫が早く始まった為、こちらの農園も
収穫はほぼ終了している状態でした。
こちらの農園も“ゲイシャ種”をすでに植えておりますが
この後増やす予定の為苗木を作っていました。
まだ収穫量が少ないため、なかなかお目にかかる事はできませんが
今後安定的に収穫されるようになった際は市場に出てくるかもしれません。
“ゲイシャ種”はとても際立ったキャラクターである為
大変おいしいコーヒーとなります。
ただ、育てる事が非常に難しく収穫量も少ない為非常に高値で出回ります。
今後技術の向上で生産量が増えるのに期待です。
こちらの農園はパーチメントを麻袋に詰め、レスティングという乾燥させた後
パーチマントを落ち着かせる為の場所も持っています。
この日の夜、協同組合の方々が食事に誘って下さり、役員のご夫婦数組と
自然がたっぷりの滝がながれるレストランで食事を頂きました。
つづく