門前仲町店ブログ

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マイクロミルとは


Mgrの日記 / コーヒー 基礎知識

みなさん、こんにちは!マネージャーです。

今日も雨ですね。

 

「雨」 というと、いつも八代亜紀さんの 「雨の慕情」の歌詞が頭の中をぐるぐるまわります。

( 年齢がバレてしまいますね・・・。)

皆さんは雨というと、どんな歌をおもいだすのでしょうか~?

 

 

ところで、

 

 

コスタリカ シンリミテス をご紹介させて頂きましたところ、

 

「マイクロミルって何ですか~?」

 

というご質問を多く承りました。

 

ですので、簡単にですがご説明させて頂きたいと思います。

 

 

 

「マイクロミル」 とは、

 

「小さなミル」  ということですね。

 

 

ここでいう 「ミル」 とは、コーヒー豆を粉にするための 「ミル」 とは違います。

 

ここでいう 「ミル」 とは、 「コーヒーの精製所」 のことです。

 

 

「コーヒーの精製所?」

 

と思う方も多いかと存じますので、こちらもまた、簡単にご説明させて頂きたいと思います。

 

 

 

 

まず、コスタリカという国ですが、比較的に小さな規模の農園が多い国になります。

 

 

規模が小さい農家さんは、

 

コーヒー豆の栽培をして、

 

やっと実ったコーヒーの赤い実を収穫すると、

 

その赤いコーヒーの実を 別の場所に運ばなければなりません。

 

 

なぜって、、

コーヒーの実は、その実を剥いでからいくつかの工程を経ないと商品にはなりません。

 

ですので、まずはそのコーヒーの実を剥ぐ処理を行います。

 

 

が、ここで問題が・・・。

 

 

コーヒーの実を剥ぐには機械が必要になります。

さすがに手作業では無理です。

 

でも、小さい農家さんには、そんな高価な機械はありません。

 

ですので、収穫したコーヒーの実を、機械のある場所まで持って行かなければなりません。

 

 

では、誰が機械を持っているかというと、

農協のようなところや、大手の会社、などということになります。

 

 

そうすると、小さな農家さんの収穫したコーヒーは、他の農園のものと混ざったりしてしまいます。

 

せっかく丹精こめてつくった自分のコーヒーが、

もしかしたらあまり一生懸命つくられていなかったかもしれないコーヒーと

混ざって売られてしまうということになります。

 

一生懸命つくったのに、悲しいですよね。

 

 

そこで!

 

 

この流れを変えていったのが、 実は 「マイクロミル」 なのです。

 

 

「自分たちの美味しいコーヒーをつくりたい!」  と考えた農家の方たちは、

 

「農協や大きな加工業者が持っているような大きな精製所ではなく、小さな精製所をつくろう!

そして、自分たちのコーヒーを販売していこう!」

 

 

と考えたわけです。

 

そして 自分たちのコーヒー専用の小さな精製所 をつくりました。

 

 

この 「小さな精製所」が、「マイクロミル」 とよばれるものです。

 

 

 

こうして、小規模の農家さんが水洗処理設備や乾燥設備などをつくって、

コーヒーの栽培 から 水洗処理、乾燥 までの処理を一貫して行うことにより、

より高品質のコーヒーをつくることができるようになりました。

 

 

そしてコーヒーを購入する私たちも、

 

単なる国名だけのコーヒーでなく、

農協単位のものでもなく、

 

生産者や品種、生産処理の方法などを知ることができ、

コーヒーを一生懸命つくってくださっている生産者の方々を、

より近くに感じることができるようになりました。

 

 

この動きは10数年前から始まっている動きで、

今では約200近くのマイクロミルがコスタリカ国内にあると

言われているらしいです。

 

まさに as close as possible    ですね!!

 

 

 

 

 

 


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