みなさん、こんにちは!マネージャーです。
今日は久々にお天気の良い1日でした。
思った以上に気温もあがって、焙煎室もエアコンをつけっぱなしでした。
そんな本日、よくご来店くださるKさんが、来て早々すごく楽しそうに話して下さいました。
Kさんは、あの宮沢 賢治が大好きで、昔から宮沢 賢治の本をかたっぱしから読むだけでなく、
宮沢 賢治の足跡をたどった旅にでたり、賢治がいたと思われる場所に足を運んでみたりと、
本当に心から宮沢 賢治のことが大好きなのです。
そんな、宮沢 賢治の研究者でもなんでもなく、ただ宮沢賢治が大好き! というだけのKさん、
(ちなみに宮沢賢治とはまったく関係のないお仕事をしていらっしゃいます。)
今までの専門家の研究結果の中でも、「これはちょっと賢治らしくないんじゃないかな~?」
と思うようなこともあるらしいんです。
でもKさんが、「賢治だったらきっとこうしたんじゃないか?」と考えたことを研究者にお話しをしても
宮沢賢治が好きなただの一般人の言うことなので、全然相手にもされなかったらしいのです。
それでも宮沢賢治のことが大好きなKさん。
「絶対賢治だったらそんなことしない!!」と思ってあきらめずにずっといろんな方にお話ししていたら、
Kさんの考えが間違っていなかった! という物的証拠が出てきたんだそうです。
それも約100年も前のものなのに、とってもきれいな形で。
嬉しそうにお話してくださるKさんを見て、ちょっぴり涙がでそうに感動してしまいました。
そして思ったのですが、Kさんの意見を否定していた専門家の方たちは、宮沢賢治についてとても詳しくていらっしゃるものの、頭の中でご自分の考えがどんどんふくらんでいって、でもそれはご自分の感えであって、実際の宮沢賢治からは離れていってしまったのではないのかな~。と。
でもKさんは宮沢賢治のことが純粋に本当に大好きだからこそ、自分が宮沢賢治だったら・・・ ということをいつも考えて実際に行動にうつしていたから、だから今回のようなことになったんじゃないかな~、と。
Kさんの宮沢賢治への愛の力ですね!
そしてとっても喜んでいらっしゃるKさんを見ていて、私までとっても嬉しくなって、幸せな気持ちになれました♪