2016アンティグア3

グアテマラに来る大きな目的の一つは生産者の方々とのお会いする事。

PICOのコーヒーを楽しんでいただいている皆様にはすっかりとお馴染みになっている

銘柄のコーヒーを変更する事はない予定です。

 

信頼している農園が作ってくださるコーヒーを信用し、もし状態が少し落ちたとしても

その時は周囲の農園も同様に落ちていて、その中でもしっかりと作ってくれる農園であると信用している為

農園の銘柄をコロコロと変えるような事はいたしません。

事実あのサビ病の驚異の時でも素晴らしいコーヒーを提供して下さいました。

 

また、PICOのアンティグアのコーヒー『ハウハ』はリカルドさんも

「日本ではPICOにしかないコーヒーだよ!」と言って下さっています^^

 

お店それぞれの考え方がありますので何が良いかわかりませんがPICOではそうしています。

 

また、ずっと長く関係を続ける事の象徴でもある生産者の子供たちの教育面にも

できる限り協力をしていきたいと考えており、毎年の物品の寄付や奨学金の協力等を

小さい範囲ではありますが行っております

教育を受けたか受けないかでは将来大きな違いが出てきてしまいます。

いろいろな例の一つではありますが、教育を受けると物事を理解する力や想像・創造する力が身につきます。

これは農園の作業をする事にも大きな影響をもたらすもので

『赤い実だけを積んで下さい』という農園側の意図をくみ取ることが出来るか否かにもなります。

基本的にピッカーさんのお給料は出来高制の部分が大きいという事実があります。

重さが大きく関係してきますので、量をただ積むとだけ考えてしまうと緑色の未熟のコーヒーであろうが

樹の上で黒く乾燥してしまった過熟のものも摘んでしまったり

重さが勝負ですから小石や他のもの等を入れてしまう人もいるでしょう。

事実コマーシャルクラスのコーヒーを作っている農園ではそのようなコーヒーが

収穫されている所が多いと聞いています。

 

それでは高品質のコーヒーは作れません。

 

高品質のコーヒーを作ることが出来れば、相場に左右されることなく高値で契約が出来ます。

それを続けることにより自身のサラリーも他に比べ当然上がり安定的な生活が出来るようになる

そのように考える事が出来るようになれば、必然的に良いコーヒーを作る努力が出来ます。

そしてより生活がしやすい環境をつくることが出来るようになるのです。

しかし、教育を受けていない場合はそのような発展的な視点でものを考える事が出来ず

今ある目の前の事で思考が終了してしまう事が多いのです。

また、文字が読めなければ契約の文言も読めず不利な契約になってしまうこともあるでしょう。

 

そのようなことをカバー出来るようにする為には教育が本当に重要な事なのです。

その為、将来を担う子供達が教育を受ける事が出来る協力をしようとしています。

  

そのような中、海外の商社には同銘柄のコーヒーが出ている事実があり、

日本の一部の自家焙煎店が海外の商社からその銘柄のコーヒーを仕入れ

販売していという話を伺いました。

 

農園全部の量を買えませんから他の国に流れるのは当然の事で

逆に元祖コーヒーハンターを称するイギリスの商社のバイヤーが

同じ農園のコーヒーを認め選んだのですから光栄です^^

 

しかし、日本で販売されている店舗の方はそこに行ったことも無く、

その農園の方々の話を聞いたことも無く、ただ日本からメールのやり取りで仕入れた

海外の商社の豆を使用しているという事から、その商社の説明文をのままを利用し

社会貢献や教育等を自分達が行い協力をしているかのように書いてあった事

その部分に大きな違和感を感じました。。。

しかも、そのコーヒーはPICOで販売されていることを知っています。。。

 

他の方々が何をしようが関係なく、表面上ではない人としての関係を築く事を我々は行っており、

それこそが我々の目指す 〜as close as possible〜 です。

正直なところ「え〜っ」と思う事も多々ありますが、他の事は気にしないようにして

我々はただ志を貫くのみ!! いろいろな事に流されないように地に足をつけて

これからも頑張ってまいりたいと思います。

 


2016アンティグア2

リカルドさんのピッカーチームの子供達です^^

楽しそうにお手伝いをしていました。

 

この子たちが学校に通えるようにリカルドさんは奨学金制度を作りました。

そのマネージャーをしているのがカティヤさんです。

 

PICOでもほんの少しですが協力をさせて頂いています。

少しでも多くの子供達が学校に通えるようになり、自分たちや周囲の方々の生活を良くできるような知識や考え方を学び活かせる事ができるようになってもらいたいと思っています。

 

この子供達の笑顔がずっと続くように我々も頑張ろうと思います^^

 


2016アンティグア1

ウエウエテナンゴから超ロングドライブを経てグアテマラの旧都アンティグアに到着。

 

毎年ラボルサのオバジェお父さんが一人で運転して送って頂いてます。

74〜5と伺ってそのお元気さは素晴らしく、若い頃はイギリスに留学もしていたとの事で大変紳士な方です。
私は勝手にオバジェ一家は遠くの親戚のように感じており、来年もまた一緒にラボルサに行くのが楽しみです^^

 

そしてアンティグアのお友達ゼライヤファミリー

今回お会いしたのはいつもの リカルドさんと、長女のカティヤさん

 

 

まずはいつものようにプエルタベルデを見学、この日はこの農園のコーヒーを

集中的に収穫する日と決めて精鋭ピッカーチームが集結していました。

やはりアンティグアでも収穫のタイミングが遅れており、昨年はほぼ終了していた収穫も、

今年はまだ初期の段階で収穫最盛期のクロップはまだできていない状況でしたが、

実もしっかりとついておりますし、サビ病もすっかり落ち着いた状態ですので期待ができると思います。

 

 


グアテマラ ウエウエテナンゴ エルインヘルト2

この農園の特筆すべきところは精製方法です。
精製方法の清潔さは特筆すべきところで
これは他の農園も見習うべきところではないかと思います。

 

 まずはこの醗酵槽の中の筒、ここから酸素を発生させます。この酸素が表面のミューシレージを好気醗酵させ分解を促します。

他の農園では通常醗酵をさせていますが、嫌気状態にしてしまうと分解というよりは腐るようイメージなります。

腐っても分解は進んでいきますが、嫌気性を好むセンチュウなどが繁殖してしまう原因にもなったりします。

また、嫌気になると異臭が目立つようになります。

 

実際には分解するほどの長い間漬ける事はなく、表面のヌメヌメを洗いやすくするための行為であるので通常のやり方でも十分なのでしょうが、こちらはこのような工夫をしています。

 

この酸素効果からか、こちらの醗酵槽はほとんど匂いもありませんし、虫もほとんど見る事がありません。

嫌気性をこのむ匂いの原因菌が発生しないからか否かは確認していないのでわかりませんが、

本当に匂いがありませんし虫もいません。

 

このような工夫がさらに一歩先を進んだ農園になっているのでしょう。

 

 このパティオでの乾燥もそうなのですが、パーチメントを踏んで割らないように干すところも他では見られない工夫です。

パーチメントを割らない事により乾燥前の生豆のダメージを受けさせない工夫だと言ってました。

 

このような積み重ねが大きな信頼になるのでしょう。


グアテマラ ウエウエテナンゴ エルインヘルト1

この日は世界的にも大変有名な『エルインヘルト』を訪問しました。

 

 

ここはウエウエテナンゴのラ・リベルタッドというエリアにある農園です。

あれ?きいたことあるぞ??

という方はかなりのマニアですが、前回までのブログに出てきておりました

ラボルサと同じ地域にある農園です。

ラボルサとは山の壁面が繋がっているイメージで、尾根を伝って奥に入っていくと

インヘルトがあるといったイメージです。

 

リベルタッド地域の特徴的な雰囲気がこちらの農園でもみられます。

イメージは岩がゴツゴツして結構な急斜面、全体的な地面のイメージは

アンティグア方面と比べて黒っぽく、石灰岩からなる土の雰囲気です。

 

 標高ごとにいろいろな品種を栽培しており、細かい区分けでコーヒーノキが

管理されています。また、朝から夕方までの陽の当たり方も場所場所で違い

同じ農園の中でも標高の高い森林近くと、反対側のエリアでは湿度も日照時間も全く異なり

それぞれのエリアの味を作ります。今回何度も使用している言葉ですが

『マイクロクライメッド』がそのエリアごとのテロワールをつくりあげていると

農園主の息子さんジュジョさんは言っていました。

 


2016グアテマラ ラボルサ3

息をゼェーゼェーさせながら登ってきた山ですが、いよいよ最後のエリアに入ります。

ここは『ベンタナグランデ』と呼ばれるエリアです。

 

 

このエリアは標高も高く、通常はサビ病ではなく『オホデガヨ』や『寒さ』が問題になるエリアです。

しかし、一昨年はサビ病の影響を受けていました。それだけ数年前のサビ病は勢いがありました。

そのような過酷なさび病を克服し、今年の樹々は勢いを取り戻し元気に繁っていました。

 

ここに来るまでに凄い汗をかき、他に行った人たちもフラフラになりながらの下山。

この後600ccのお水を2本飲み干し、オバジェ母が用意して下さった

グアテマラの伝統料理をみんなで美味しくいただきました^^

 

食事をいただいた後、ラボルサの学校の子供達にお土産のノートと鉛筆をプレゼントしました。

(ジャポニカのノートとトンボ鉛筆、純国産に拘りました(`・ω・´) )

 

 

みんな一生懸命勉強をして将来のグアテマラを支える大人になって下さい^^


2016グアテマラ ラボルサ編2

収穫が終わったところから来年度用に施肥の準備をしていきます。

ここの肥料はパルプを微生物に分解させ、自分の農園内で作成し循環させる

そのような肥料をメインに使用しています。

 

どんどん上へ登っていくとこのような景観が望めます。

 

 

ラボルサも次の世代への引き継ぎが行われている農園で、次の農園主

息子さんおレナルドさん

 

 

そして、このレナルドさんが新しいことへのチャレンジを開始しています。

それがこの場所。

 

 

このような自然が沢山の山の中でコーヒーは栽培されています。

正直にいうと、この山登りは大変きついです^^;

でも、農園で従事しているスタッフの皆さんやピッカーさん達は

平気な顔をしてぐんぐん登っていき、スタスタと降りていきます。

 

このような素晴らしい環境で収穫されるコーヒー、このような大変な

作業をしてくれているピッカーさん達、皆さんに感謝の思いを込め

PICOはコーヒーを焙煎し、美味しく飲んで頂けるよう努力を惜しまない

そのような思いで進んで参りたいと思います。

 


2016グアテマラ ラボルサ編1

今年もやってきました『ラボルサ』です。

このV字の渓谷に連なる山々の一部、袋のようになっている事から

『ラ・ボルサ(袋)』と名付けられた農園です。

 

 

ラボルサでも昨年からアフリカンベッドでの実験を行っていましたが

今年は『グリーンハウス』を作り本格的にナチュラルやハニーを作り出しました。

 

 

 

ここでの朝は本当に気持ちが良いです。

 

早速今年の収穫状況を確認しに山に入ります。

 

やはりラボルサも例年より収穫が遅れているそうで

通常であれば収穫も終盤近くになってくる時期ですが

まだ初旬の状態です。

 

 

 


光陰矢のごとし

この日は平日の月曜日、ここ2年の間は平日でしたので

3年前に会った子供たちとは会えずじまいでした。

今回も平日でしたので会えないものだと勝手に思って農園に行ったところ

well well !

みんな勢ぞろいでした。

この後ラスロサスの農園の中を回りますが

その前に懐かしの写真シリーズ!

3年前はこんな感じ。

で、今回のローランドファミリー勢揃いの写真はこんな感じ^^

末娘ラウラ(11歳)も大きくなりました^^

この写真の後、ラスロサスのトウモロコシ畑やバンブーの林

食べるための畑や自生している果物、バナナやマンゴーの樹

いろいろな所を案内してくれました^^

80うん歳のお父さんも元気です^^

現世代と次世代のツーショット、しっかりと勉強をして

皆様にもっともっと喜んで頂けるコーヒーを作りたいと

一生懸命努力をしています^^

 


グアテマラ ウエウエテナンゴ ラスロサス ちょっと休憩 

ラスロサスに到着してすぐにローランドさんが

『ちょっと娘の写真撮ってよ^^』と言ってきました。

上に着ているのは民族衣装との事で、その写真をプロモーションで

使えると良いでしょ^^ という拝領です。

という事でこんな感じで写真を撮りました。

おまけ^^;

 

 


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