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フェアトレードとは?

現在のコーヒーの流通経路は下記の表のようになっております。
フェアトレード(一般流通)図

とても複雑な仕組みとなっていることがご理解いただけると思います。
これだけの経路をたどるとそれぞれが利益を得るために豆を安く購入しようとします。その結果生産者にしわよせがいってしまうのが必然です。そのため生産者の生活はますます悪化してしまいます。

1962年に国際コーヒー協定ができました。この協定はコーヒー価格の安定や商品の拡大を目的とし生産国の輸出量を調整する為の輸出割当制度でした。しかし加盟していない輸出入国にとってこの制度はまったく関係が無く低価格での輸出入を行った為加盟国から大きな反発がでてしまい1989年に輸出割当制度を含む条項がはいしされました。

このため相場の需要と需給のみで価格が決定するようになり以降コーヒー相場は大暴落をしてしまいました。その結果生産者である農民たちへの不安が大きなものとなってしまいました。ヨーロッパではこの不公平な貿易構造に対して小規模生産者を支援する為コーヒーのフェアトレード(公正貿易・公正取引)運動を開始しました。そして現在欧米では徐々に一般消費者のフェアトレードへの理解が進み一定の市場を確保するにいたっています。

フェアトレードの概念は自由貿易によって南北貿易に不均衡があり途上国が不公平な立場に置かれ貧困を享受させられている「構造」に対抗するものです。消費国が途上国を踏み台にして利益を一方的に得ていることに対する問題提起をする手法といえます。
フェアトレード図

このフェアトレードのシステムをとおし適正な価格での取引を行うことにより生産者と消費者がお互いにタッグを組め消費者は自分達の好むものを生産者へ伝え生産者は消費者の気持にこたえるべく努力をする。結果、お互いに満足のできる素晴らしいパートナーとなれるのです。

市場ではフェアトレードをうたう豆・ラベリング運動をされている方々もいらっしゃいますが産地のパートナーが農園主であったり、ただ単に市場より少し高く買っているというだけでフェアトレードといわれている方も少なくありません。
またラベリング運動は誰でも参加できてしまい買い叩きの張本人である大手がフェアトレードを行っているという錯覚をもたせてしまうことがあります。またそれだけではなく集められたファンドはヨーロッパの本部へ行ってしまい協力をした消費者がその後をしることができないという現状が存在していることもご承知いただきたいと思っております。

日本でのフェアトレードコーヒーのシェアは0.05%でいかに閉鎖的な市場であるかを物語っております。お一人でも日本のフェアトレードを理解し一緒に研鑚していただける方が増えることを願ってやみません。

当店は生産者から消費者への道、そしてその結果をしっかりと生産者側にバックされたことを発表している株式会社オルタートレードジャパンと協力してまいります。私も皆様のご意見ご希望を生産者へ伝えるべく現地へ定期的に行くつもりですので皆様からのご意見・ご要望をお待ちいたしております。
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