一服した後、農園の中をまわる事に。
早速実ったコーヒーチェリーがお出迎え
入口付近でしたが、今年はこの標高の高いラスロサスも少しだけ
『さび病』の被害が出ていました。
ラスロサスは深刻な状況ではないのですが、グアテマラを含む
中米各国はかなりの被害が出ていて、昨年は実がついた後にさび病が
発生したので収穫まで出来たが、それ以降は樹が枯れてしまったという
ところが多いそうです。
さび病の猛威は1800年代にコーヒー産地であったインドを全滅させた程の
そうとう強い病気です。
中米は本当に深刻な状況である事をしらされました。
しかしながら、ここラスロサスは10%位の被害で落ち着いているため
まだ許容範囲らしく、ここウエウエテナンゴの産地としての
適正を感じさせられました。
病気系のついでにご紹介致します。
こちらは丸くなっている箇所がオレンジではなく白っぽいもの
さび病ではなく【オホデガヨ】と呼ばれる病気です。
こちらは湿度が高すぎると起こる病気で、今までならウエウエではさび病よりも
こちらに力を入れていたそうです。
ちなみに“ガヨ”は鶏、“オホ”は目との事でした。
その状況を見つつ移動すると
まさに精製されたばかりのパーチメントがパティオで乾燥されていました。
ゴミかと思って拾おうとしたところ
『これでロットを管理しているんだよ』とローランドさん。
この後の精製過程でもこのペットボトルが活躍してました。
(情報交換をするラボルサオーナーお父さんとローランドさん)
ここは農園の入口付近で、ここからどんどんまわって行きます。