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中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ5


ピコの日記 / 世界へおいしいコーヒーを探しに行くマスターの旅日記

朝早くに起きて今日の目的地『フィンカ・ラスロサス』へ向かいました。

こちらの農園は一番低いところでも1400mを超えています。

 

この1400mを超えているとはどのような意味があるかというと

グアテマラでは4500フィート(1371.6167m)以上の標高で収穫されたものを

等級として最高のSHB(Strictly Hard Bean)という表示がされます。

 

これからはこの“等級”等の表示を是非チェックをして下さい。

『SHBだから最高です』というのは『等級が最高です』と言っています。

 

この等級については徐々にお話をしてまいります。

 

ラスロサスに到着するや否や、ローランドファミリーに歓迎して頂きました。

ラスロサスとは『沢山のバラ』という意味で、ローランドさんのお母さん(写真後方)

がバラが好きだったので農園の名前にしたとの事でした。

お茶をご馳走になり農園見学に向かいました。

まずは『マンガルエリア』へ。

マンガルエリアとはこちらの農園内にあるマンゴーの木を境にしたエリアです。

最初のうちはこのような道を歩いておりましたが、、、

上に行くに従いコーヒーの樹の間を縫って歩きます。

結構なトレッキング感覚で、普通の靴では登れま・・・す・・・。

 

というのも、我々はきつい山道ですが彼らにとってはお庭感覚。。。

この小さな女の子マリアちゃんもクロックスでひょいひょい登ってました^^;

こちらの農園でも若干のさび病が見られますが、さほど問題ではなく

今までとあまり変わらないとの事でした。

(とっても健康なコーヒーの樹です)

 

人間でも健康な人は風邪をひかない、またはひいても軽い症状ですが

健康でない人が風邪をひけば重くなります。

コーヒーも同じで、健康な樹であれば影響を受けにくくなります。

 

この農園の上限から1〜2m先には別の農園があります。

そこの樹の葉っぱにはさび病があり、葉も落ちていたり樹が細かったり、、、

ほぼ同じエリアであるにもかかわらず、これだけの差があるのは

やはり農園主の日々の努力の差である意外にありません。

 

さて、上限ギリギリのエリアの他の農園の樹はそのような状況。

という事は、他の農園のコーヒーの樹のダメージ等を考えてもラスロサスの方が

味が良いに決まってます。

 

では『SHB』を思い出して頂きたいのですが、SHBとは1371.6167m以上の標高で

収穫されたものをいいます。

 

このダメージを受けた農園もラスロサスも同じ『SHB』ということになります。。。

きっとダメージを受けている農園のコーヒーは『グアテマラSHB』もしくは

『グアテマラ ウエウエテナンゴSHB』という名前で販売される事でしょう。

 

しかし、このラスロサスを販売する際は絶対に『グアテマラSHB』等という名前では

販売しません!

 

この等級のお話はまだちょこちょことおりまぜます。。。

 

つづく

 

 

 

 

 

 


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