朝とても早い時間にホテルを出て、グアテマラからコスタリカに入国。
コスタリカは中米の中では豊かな国で、世界で唯一の非武装永世中立国であったり
軍隊が無い為、国家予算の21%を教育費にかけられ、高校までの学費は無料であったり、
国土の24%を国立公園として自然の保護をしたり、中米内の他国と画した政策をとっています。
その成果は識字率96.1%と高く、地球上の全動植物の種の約5%が生息している
環境を有する事になりました。
以前は木の伐採であったり、自然を破壊していた傾向が強かったそうですが
その行為を反省し、上記のような政策で中米内での確固たる地位を築いた国です。
コーヒーの環境はどのようなものかというと
コスタリカの主要生産地 は ・タラス ・トレスリオス ・セントラルバレー ・オロシ
・ウエストバレー ・フブルンカ ・トゥリアルバ といわれる7つのエリアからなり
5ヘクタール未満の生産者がおよそ92%
5~20ヘクタールの生産者がおよそ6%
20ヘクタール以上の生産者がおよそ2%
と生産者のほとんどが小規模農家であるというところも特徴的です。
また、グアテマラでご紹介した精製方法とは少々異なる精製方法をとるのも
このコスタリカの特徴で、その具体的な様子は今回からの『コスタリカ編』で
ご紹介してまいります。