鳥類と森林の聖地から生まれた「世界レベルのスペシャルティコーヒー」
コスタリカといえば、マイクロミル(=小さな精製所)――。
そう言われるほど小さなミルがひしめく、まさにコーヒー大国のコスタリカ。
日本でもファンの多い国ですが、首都のサンホセから南西へ70㎞の場所に位置するのが「タラス地域」です。
‶鳥類と森林の聖地〟と呼ばれる「タラス地域」は、狭い渓谷が多いうえに山の斜面も急峻で、コスタリカのなかでも随一のコーヒー栽培地と言われ、固く実の凝縮した小粒のコーヒーが獲れます。
地域のなかでもピリス川流域にある「サン ロレンソ地区」はとりわけ豊富な水源に恵まれており、そこにあるのが「カンデリージャ農園」です。
農園名の「カンデリージャ」とは、ホタルの意味。
言うまでもなく、綺麗で豊富な水に由来しています。
歴史は非常に古く、開園は1900年。
そこからちょうど100年後の2000年には独自のマイクロミルをスタートするなど、伝統と革新を兼ね備えた農園として知られています。
「カンデリージャ農園」は、スターバックスのブラックエプロンにも入賞しており、コスタリカのみならず全世界から「最高級のスペシャルティコーヒーを生み出す農園」として注目を集めています。
【地域】 コスタリカ タラス地域 サン ロレンソ地区
【標高】 1,550m
【農園】カンデリージャ農園
【農園主】リカルド エルナンデス氏
【生産処理】ハニー、フルウォッシュド(パルプドナチュラル)