名門ゼライヤ家がこだわり続ける「在来種ブルボン」
アンティグアは、1773年の大地震で壊滅的な被害を受けるまで首都として栄えた町でした。
古いヨーロッパを思わせる石畳、パステルカラーの古い家々、昔ながらの暮らしを続ける住民――。
コーヒー産地として有名なエリアですが、風格や街並みもキレイなのがアンティグアです。
アンティグアには今なお多くのコーヒー農家が健在ですが、‶名門ゼライヤ一族〟は誰もが知る存在であり、
同時にグアテマラを代表するコーヒー農家の一族でもあります。
その一族の長であるリカルド氏が直接手掛ける農園こそが「サンタクララ」。
抜群の知名度に相応しい、誰もが憧れる農園です。
「サンタクララ」は生産からパッキングまで、コーヒーにかかる全工程を自社で一貫して行っている珍しい農園です。
以前は外注していた業務もあったのですが、徹底した品質管理や安全性にこだわった結果、数年前に現在のシステムに移行しました。
とりわけ品質に関していえば「サンタクララ」は、グァテマラのトップレベルの農園です。
平地でも標高が高く、険しい山や深い谷などの複雑な地形がマイクロクライメット(=微気候)をもたらし、それが様々な風味を生み出します。
「サンタクララ」もまたその恩恵を受けた農園であり、個性的な気候が個性的な農園の土台となっています。
ちなみに「サンタクララ」はスカラシッププログラムを設けており、農園スタッフの子供たちの就学援助を行っています。
コーヒー農園関係者やグアテマに限らず、世界中から賛同者を集めており、微力ながらPICOも参加しています。
【地域】グアテマラ アンティグア地域
【農園】サンタクララ農園
【品種】ブルボン
【オーナー】リカルド・セラヤ氏
【生産処理】水洗処理、アフリカンベッド