中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ後半5

この日も農園に宿泊しておりましたので、朝一番から収穫の見学。

まずはラボルサの地図で収穫するエリアをチェックして行きました。

外に出てみると、レスティングしてあった最初のロットをグアテマラシティの

エクスポーターの倉庫まで運ぶ準備をしてました。

まだ朝早い時間でしたので日差しも優しく山を照らしてました。

このエリアは標高も高く湿度もあります。

朝の冷え込みで葉っぱや草が朝露に濡れる事が多いようです。

この為、さび病よりも水分が多すぎる事によりおきる病気の方を

チェックして対応をしているそうです。

この後まさに収穫をしているところにお邪魔致しました。

収穫している皆さんをご覧下さい。

小さな子供を連れて収穫をしているシーンが目立ちました。

この子達も暴れたりせずとてもいい子にしてお父さんやお母さんのそばで

ニコニコしていました。

この子達がもう少し大きくなるとラボルサの私設幼稚園・小学校で

お勉強をする事が出来るようになります。

その様子は近日ご紹介致します。

 

つづく

 

 

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ後半4

ラボルサで一番高い標高エリアまで行きへとへとになっている

我々を横目に涼しい顔をして『大丈夫?』と行っているチーフ

流石です。。。

 

写真だと表現しづらいこの急斜面、、、、

次回はもう少し腕をみがいて行きます・・・。

 

この農園、本当にダイナミックな自然が美しく気持ちがいいです。

というのも、当方約25年ほどスクーバダイビングをしているのですが

ダイビングを楽しむ中では 小さい生き物が好きな“マクロ派ダイバー”や

地形が好きな“地形派ダイバー”が存在していて、当方まさに【The地形派ダイバー】

と自他ともに認めるダイバーでした。

おおざっぱなのかもしれませんが^^;

 

山を降りてお昼ご飯を食べに行く事になりましたが、

ものは試しという事で メキシコとの国境をみてみようツアー に行きました。

 

車で走る事 15分以上、30分未満 で到着

奥に見える踏切のようなものが正に国境。

バイクや車が結構ルーズに行き来している所を見ると

国境なんてこんなものか。。。と思いました。

線はありませんが、この向こうも国境です。

 

国境からウエウエテナンゴの町の方へ戻り(町ってほど大きくはありませんが)

レストランへ

グアテマラらしいものをたのみたかったのですが、ここには無く

他の国にもありそうなカフェチックなお店でした。

およそグアテマラでの今風カフェといったところでしょうか。

 

せめてもの抵抗でこんな飲み物をたのんでみました。

パイナップルジュース。。。

これ普通。。。

でも、、、

これは中米名物のジュースで『オルチャータ』という飲み物です。

ニカラグアでも飲みましたが、こちらはお米がメインで出来ている乳飲料。

シナモンの香りと程よい甘さが意外と癖になる感じの飲み物です。

でメインのお皿は・・・。

ハンバーガー。。。

美味しく頂きました^^

 

その後もウエウエテナンゴのエリアにある有名な農園を外から見て

ラボルサのあるエリアは本当に素晴らしい優良農園が集まった場所である事を

認識致しました。

 

その夜

パードレ自らフライパンを持って晩ご飯を作って下さいました。

晩ご飯も美味しく頂きました^^

 

つづく

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ後半3

崩れた岩をくぐり更に先に進みます。

この谷の両面すべてコーヒーの樹です。

このV字の渓谷のような地形がこの地に湿気を含んだ風を吹かせ

グアテマラの他の乾燥したエリアとは異なるキャラクターを

形成しているのではないかと思われます。

アンティグアとは違うという雰囲気が一見しても想像がつきそうな画です。

地質も異なっておりますし、ここウエウエテナンゴはアンティグアよりも

メキシコの方が遥かに近く、車で30分以内でメキシコとの国境に着きます。

それを踏まえて考えたら、国名での味の特徴の説明には

無理が生じてしまうのは当然の事になります。

前回のラスロサス編でお話ししましたSHBという等級、さらに国名を提起しましたが

これらの事を少し掘り下げてみますと

SHBは標高でありますし、国名はそのままその国のものである事を示しております。

 

どのような農園でもおおよそ20%位は不出来な豆が出来ます。

同じ樹、同じ枝であっても先と根元では開花・実のなる順番が異なり

必然的に出てしまうものです。

 

『プリメーラ』『セカンド』『サード』等とコスタリカ編でも書きましたが

各農園それぞれ豆の出来で分けられております。

 

グアテマラでは通常の取引で出せないような『サード』等の豆を“コヨーテ”という

買い付け集団が引き取りにきます。

 

コヨーテはその辺のお家で作っているようなコーヒーも一手に買い付け

世界最大手の『コーヒーメーカー』や『大手商社』等に格安の値段で

コーヒーを販売します。

 

それは主にインスタントコーヒー等になるとの事でした。

 

今回我々が農家に伺った理由の一つは『良い商品の買い付け』です。

どうしても悪い豆が出てしまうのとは逆に、素晴らしい農園の中には

“更にとても素晴らしいコーヒーがある” のです。

 

それぞれの農園でカッピングをしてきたのはそれがあるからです。

素晴らしい農園はどのエリアでも素晴らしいコーヒーが出来ています。

 

しかし、その中でも更に素晴らしいもののチェックをし、それを買い付ける事で

PICOから日本のお客様へ作り手の思いのこもった素晴らしいコーヒーを

提供させて頂き、そのコーヒーを喜んで頂く事ができるようになれば

その農園のコーヒーを継続的に提供させて頂けるようになります。

 

また、PICOがそうする事によって産地で働く方々がお仕事を継続的に続けて頂ける

一つの要因となるのであればとても素晴らし事ではないかと考えております。

 

募金等の一時的な支援ではなく、お互いに仕事をする事により継続的な収入となる事は

農園の方々の就労意欲につながります。それこそが “サスティナビリティ” であると

考えております。

 

大切な事なのですが、、、今回の等級云々からは話がそれてしまいますので元に戻します。。。

 

コヨーテの買う『セカンド』『サード』は同じ農園で収穫されたものです。

PICOで使わせて頂いているグアテマラのコーヒーも全て

1400m以上のところで栽培されています。

 

そうです。

コヨーテの買い付けるコーヒーも、PICOで買い付けるコーヒーも

等級という表示にしてしまうと全て【SHB】になってしまうのです。

 

ラスロサス編でも書きましたように

“良い農園の良い商品は絶対に等級表示では販売しません!”

何故ならば、コヨーテが買いたたいて買って行く『セカンド』『サード』とは

当然価格も違い、クオリティーも何もかもが全く違うものになるからです。

 

ラスロサス編で書きました通り、わずか数mはなれた農園のコーヒーと

ラスロサスのコーヒーはコーヒーの樹に対する愛情が全く違うものです。

コーヒーの樹の健康を考え、美味しくなるように日々努力している方と

そうでない方が同じ評価という事はありえません。

 

そこから考えられる事としては、等級表示で販売されているコーヒーは

“等級表示でしか価値を表す事が出来ないコーヒー” だと思われます。

もし他に秀でるところがあった場合、企業であればそこを誇張したネーミング等で

販売方法を決めてくる事でしょう。

しかし、それをしないという事は “それ以上出来ない” という事だと思います。

 

グアテマラで聞いた『コヨーテの販売先』に関して、ここでは書く事が出来ませんが

世界中のスーパーで見る事ができるブランドや、日本のメーカーに販売されている

コーヒーであるとの事でした。

 

きっと【グアテマラSHB】や【グアテマラ ウエウエテナンゴ SHB】と表記され

販売される事になるでしょう。

 

日本の食に関する プライオリティ が価格や企業ブランドの方に偏っている今

自身の口にいれ血肉となる食品がどのような商品であるかを知り

消費者がご自身の責任で商品を判断して手に取られる事を強くお勧め致します。

 

PICOは一生懸命頑張っている方々と一緒に進んで行けるよう

これからも頑張って参りたいと思っております。

 

つづく


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ後半2

前回予告した崩れた岩はこちら。

こちらは沖縄の『斎場御嶽』にある『サングーイ』という拝所の手前にある大きな岩です。

サングーイは沖縄の最高聖地とされる『久高島』を拝する場所があり

そのすぐそばにはチョウノハナといわれる最も格が高い拝所もあり、香炉が複数置かれています。

この斎場御嶽はご存知の方も多いと思いますが“沖縄最高の聖域”です。

以前は男子禁制、琉球国王でさえこのエリアに立ち入るときは

袂の合わせを女装に改める必要があったそうです。

斎場御嶽一帯は石灰岩が隆起して出来たそうで、斎場御嶽も崩壊した

鍾乳洞だそうです。

 

個人的に沖縄が大好きなものでこれだけでももっと沢山書けてしまいますが

いずれ機会がありましたらば^^;

で、元に戻しまして崩れた岩を通り過ぎたところでちょっと一休み

 

ここから振り返ってみると

こんな感じでした。

 

つづく


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ後半1

ついに最後に伺う農園『フィンカ・ラボルサ』です。

前日の夜から泊めて頂いておりましたので、朝早くから農園内を

案内して頂きました。

 

彼らの朝一番のお仕事から見学。

パーチメントをパティオに広げて乾燥させるための準備中。

いよいよ広げだしました。

数回往復すると奇麗にパーチメントが広がりました。

 

こちらの方が農園何の案内をしてくださいますチーフです。

こんなラフな格好ですが、このときの気温およそ14°C、結構寒いです。

でも、数分後には汗だくになりますが・・・。

川が流れていた跡のようですが、今は枯れています。

聞きませんでしたが、もしかすると別の方へ流しているのかもしれません。

向こう側に岩山が見えますが、これが結構高い山です。

けど、こちら側も結構高いところまで登ってきてます。

結構太めな道がこんなに小さく見えるほどの高さです。

途中このように岩が崩れた場所がありましたが、今は通路になってます。

・・・!

このような感じの岩は去年日本で見ました^^

その写真をひっぱりだして次回に貼ります。

 

つづく

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ7

こちらの農園も次に植える苗を栽培しております。

この中には例の品種『ゲイシャ』も入っております。

実際、ほんの少しの収穫は出来ているのですが1bagにも満たないので

見せて頂いただけでした^^

こちらのゲイシャがどんな感じになるか楽しみです。

 

お庭を少し拝見させて頂いていると『唐辛子』等のちょっとした

スパイス類がその辺りに植わっていて

『ちょっと紫蘇とってきて〜』『は〜い』等という昔の日本にあったような

一場面に出あいました。

 

やはりこちらの農園にもウエットミルがありました。

機械的には古いものではありますが、しっかりとメンテナンスされ

大切に扱われている様子で、全くギシギシ等してませんでした。

ここで剥かれたパーチメントは発酵層へと向かいます。

その辺で遊んでいたマリアちゃんと弟がやってきて中をのぞいてました。

このこ達は本当に優しいこ達で、同行した方が山を登っているときに

ちょっと疲れた顔をしていると手を引っ張ってくれたり、みかんをとってくれたり

とても楽しそうにニコニコしながら我々のサポートをしてくれました。

長女の娘もいたのですが、お母さんのお手伝いでずっと中にいました。

まだ17歳位なのにすっかり大人な感じです。

そんなお嬢さんとローランドさんにお土産のフリースを渡したら

『一緒に写真を撮っておこう!』と言われてパシャリ。

自分が写っている写真が一枚も無かった事から『休んで日サロで焼いてた』

等と言われておりましたが、これで行っていた事が証明できました^^

 

農園を見て回りコーヒーの説明を受け、どのエリアがどのような雰囲気のものか

等の説明をして頂いて山を歩き回っただけでなく、ほのぼのとした雰囲気の中

ハンモックで揺られてみたり、お茶を頂いてお話をしながら休憩してみたり

都会の喧噪からはなれた山の中で彼らと一緒に過ごし体験した時間は

本当に良い経験となりました。

 

つづく

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ6

前回のブログではラスロサスの『マンガルエリア』を見学しておりますが

ここラスロサスは以下の6つの区画に分かれております。

・マンガル(マンゴーの木)

・ロブレス(胡椒の香りがする木)

・シュプレサス(松の木)

・ガレラス(家の名前)

・パロガチョ(枝が垂れている木)

・ラステラサス

このように区画を分ける意味合いはそれぞれのエリアごとに微妙な差があったり

植える品種を分けていたりする為だそうです。

次はロブレスエリアに。

中央の木がそのエリアの名前になった木です。

みんな一緒にパチリ。

このエリアはあと数週間後に収穫すると言ってました。

『ちょっといいものみせてあげるよ』と言ってとってくれた実がこれ

マラカツーラという品種だそうです。

大きな実で、やはり中の種も大いものでした。

『ここで例の品種も育ててるよ』と見せてくれました。

ちなみにここラスロサスに行ったときの気温は

正午過ぎに27°C、ここより低いエリアのホテルを出るときの気温

14°Cこの山の上はもう少し寒いかもしれませんね。

湿度は61%でした。

ちなみに、アンティグアのサンタクララの湿度は30%を切っていました。

コスタリカもアンティグアに近い感じです。

 

つづく

 

 

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ5

朝早くに起きて今日の目的地『フィンカ・ラスロサス』へ向かいました。

こちらの農園は一番低いところでも1400mを超えています。

 

この1400mを超えているとはどのような意味があるかというと

グアテマラでは4500フィート(1371.6167m)以上の標高で収穫されたものを

等級として最高のSHB(Strictly Hard Bean)という表示がされます。

 

これからはこの“等級”等の表示を是非チェックをして下さい。

『SHBだから最高です』というのは『等級が最高です』と言っています。

 

この等級については徐々にお話をしてまいります。

 

ラスロサスに到着するや否や、ローランドファミリーに歓迎して頂きました。

ラスロサスとは『沢山のバラ』という意味で、ローランドさんのお母さん(写真後方)

がバラが好きだったので農園の名前にしたとの事でした。

お茶をご馳走になり農園見学に向かいました。

まずは『マンガルエリア』へ。

マンガルエリアとはこちらの農園内にあるマンゴーの木を境にしたエリアです。

最初のうちはこのような道を歩いておりましたが、、、

上に行くに従いコーヒーの樹の間を縫って歩きます。

結構なトレッキング感覚で、普通の靴では登れま・・・す・・・。

 

というのも、我々はきつい山道ですが彼らにとってはお庭感覚。。。

この小さな女の子マリアちゃんもクロックスでひょいひょい登ってました^^;

こちらの農園でも若干のさび病が見られますが、さほど問題ではなく

今までとあまり変わらないとの事でした。

(とっても健康なコーヒーの樹です)

 

人間でも健康な人は風邪をひかない、またはひいても軽い症状ですが

健康でない人が風邪をひけば重くなります。

コーヒーも同じで、健康な樹であれば影響を受けにくくなります。

 

この農園の上限から1〜2m先には別の農園があります。

そこの樹の葉っぱにはさび病があり、葉も落ちていたり樹が細かったり、、、

ほぼ同じエリアであるにもかかわらず、これだけの差があるのは

やはり農園主の日々の努力の差である意外にありません。

 

さて、上限ギリギリのエリアの他の農園の樹はそのような状況。

という事は、他の農園のコーヒーの樹のダメージ等を考えてもラスロサスの方が

味が良いに決まってます。

 

では『SHB』を思い出して頂きたいのですが、SHBとは1371.6167m以上の標高で

収穫されたものをいいます。

 

このダメージを受けた農園もラスロサスも同じ『SHB』ということになります。。。

きっとダメージを受けている農園のコーヒーは『グアテマラSHB』もしくは

『グアテマラ ウエウエテナンゴSHB』という名前で販売される事でしょう。

 

しかし、このラスロサスを販売する際は絶対に『グアテマラSHB』等という名前では

販売しません!

 

この等級のお話はまだちょこちょことおりまぜます。。。

 

つづく

 

 

 

 

 

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ4

魔の8時間ドライブでウエウエテナンゴに到着。

運転は翌日から宿泊させて頂きます『フィンカラボルサ』のお抱え運転手さん

そして、途中からラボルサのオーナー・オバジェさんで

遠いグアテマラシティーからここウエウエテナンゴまで連れてきて頂きました。

普段はニコニコされてますが、写真を撮るときだけは笑われません^^;

最終日はこちらのパードレがすべての行程を運転して下さりました。

70を過ぎていられるのに凄い体力です。

ウエウエテナンゴ到着後、初日の地元のホテルにチェックイン。

チェックイン後に晩ご飯を頂きました。

地元の方々が食べているご飯をリクエストしたらこんな感じに。

エビのソテーチーズがけ

鶏のささみでハムとチーズをはさんだもの

野菜とお米の入ったグツグツ熱いスープ。

(これだけでも充分な量でした^^)

料理の写真を撮るには周囲が暗すぎる感じ。。。

 

つづく

 


中米3カ国(行って戻って入れたら4カ国)グアテマラⅡ3

さらに奥に進むと。。。

おお、麻袋の印刷をしているところだ!

なんか懐かしいガリ版印刷みたいな感じです。

さらに色を変えたりすると

この麻袋印刷を見た後は事務所に伺いカッピング

グアテマラのいろいろなエリアの届きたてをカッピングさせて頂きました。

この後は“超ロングドライブ”でウエウエテナンゴへ向かいました。

 

つづく

 

 


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