グアテマラのサンタクララ農園のオーナー リカルド・ゼライヤさん から
「サンタクララのスカラシッププログラムに参加してくれないか?」と2人でランチを食べながら
直接話をされたのが2015年。
ピコではそれから毎年スカラシッププログラムに参加し、今年で6年が経ちました。
スカラシッププログラムとは、簡単に言うと、奨学金制度のことです。
グァテマラでは小学校卒業後、中学校に通えるのが60%、高校に至っては20%にも満たないともいわれているそうです。
そんな中、サンタクララ農園では、農園で働いているスタッフの子供たちが学校に通って様々なことを学べるよう、奨学金制度を設けています。
グァテマラ訪問時には、学校に行くのをあきらめていた子供たちから、
「このスカラシッププログラムのおかげで進学できた。本当にありがとう。」
という言葉をもらい、いつも胸がいっぱいになります。
そして今年もサンタクララより報告が送られてきました。
やはりグアテマラでもコロナが蔓延しており、授業はオンラインであったり
オンラインでの授業が出来ない生徒向けに機器を調達したりという
今までにないスタイルでの学校生活となっていたようです。
本来であれば今年もグアテマラに伺う予定でしたが、万が一コロナを持って行ったり
持って帰ってきたりがあってはいけないのは当然の事でしたし、
グァテマラの収穫期にあたる2月頃は日本でもワクチンもまだまだ、という状況だったため断念せざるを得ませんでした。
今の様子では、残念ながら来年の訪問も難しそうです。
再来年には全世界的に落ち着いている事を祈りつつ準備をしたいと思います。
そのような状況ではございますが、来年度の新しいコーヒー豆の為に様々な準備を行っています。
とても素晴らしいグァテマラ・アンティグアのコーヒーをまた新たにご紹介できそうです。
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