みなさん、こんにちは!マネージャーです。
少しずつ蒸し暑くなり、日ごとに夏に近づいている感じがする江東区門前仲町です。
そして店内でもアイスコーヒーのご注文が多くなり、
店頭でコーヒー豆をご購入頂く際にも、アイスコーヒーにも使えるコーヒー豆を! とのご注文を頂くことが多くなってきている今日この頃です。
そんな中、お客さまからご質問をうけました。
『水だしのアイスコーヒーを、何でダッチコーヒーって言うの?』と。
『ダッチ』とは、オランダとかオランダ人を意味する言葉なのだそうですが、
水だしのアイスコーヒーを考え出したのは、オランダ人だと言われているので、
水出しコーヒーのことを、ダッチコーヒーともいうそうです。
昔、現在のインドネシアを統治していたオランダ人が考えだしたと伝えられています。
インドネシアのコーヒーというと、ピコでは、マンデリンを販売させて頂いておりますが、これはアラビカ種のコーヒー豆です。
しかしながら現在のインドネシアでのコーヒー栽培は、アラビカ種ではなくロブスタ種がメインとなっています。
アラビカ15%に対しロブスタ85%くらいの割合らしいです。
もともとインドネシアでコーヒーの栽培が始まったのは、1696年にオランダ人がアラビカ種のコーヒーを持ち込んだのがはじまりだと言われています。
それが1900年代に入り、さび病などのコーヒーの病気が蔓延して、もともと病気に対して弱いアラビカ種のコーヒーがかなりの被害をうけ壊滅的な状況となってしまったため、その後は病気に強いロブスタ種のコーヒーの栽培がさかんになりました。
このロブスタ種のコーヒーですが、苦み成分が多くえぐみもあるため、少しでもそのロブスタ種のコーヒーを美味しく飲むためにオランダ人によって考え出されたのが、水出しコーヒーとも言われていまーす。