前日のつづきで~す。
4か月前と 豆の評価がかわった原因。
そ、それは、
『グレインプロ』 を使っていた豆か 使っていなかった豆か ということだったんです!
『グレインプロ?』
この、みんちゃんが持っているビニール袋です。
ご存知の方も もちろんいらっしゃるかとは思いますが、
簡単 にご説明させて頂きます。
グレインプロとは、 グレインプロ社という会社の 穀物保存用の特殊プラスティック袋のことです。
コー ヒー生豆 に使用され始めたのは 2000年代後半 くらいから。
私が2002年に ハワイコナのマツモトコーヒーファームに伺った時には、
松本さんが、「真空パックにすると生豆の持ちがすごくいい! 」と
お話していたのは思い出すのですが、まだそのころグレインプロの話はしていませんでした。
それから数年して、グレインバッグが珈琲豆にも使用されはじめた ということですね。
ともかく、グレインバッグがコーヒー業界で使われるようになったのはここ数年ということです。
で、なぜこの袋がいいのかと申しますと、
元々、熱帯地方の穀物を輸入するには、
高温多湿 と 虫害 が 品質劣化に大きく影響していました。
そのため、このような袋が開発されてきた次第です。
コーヒー豆の入っている麻袋の中に、もう1枚、
このグレインバッグを内袋として使用すると、
内袋の残存酸素濃度は約7%となり、害虫の成育を抑制できます。
もちろん穀物の品質安定にも、とても良い環境です。
グレインプロ社の映像があります。
すごいです、グレインプロ!
もう少しグレインプロのお話をしたいのですが、ここからさきはまた明日~。
つづく(マスターのまねっこ)